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レスポンシブデザインのメリット・デメリットを軽~く考察

PCだろうとタブレットだろうとスマホだろうと、
様々に閲覧サイズの異なる環境で、同一HTMLでソースを展開、最適化されたデザインをしようよ、
というのがレスポンシブデザイン。

NHKスタジオパーク
例)NHKスタジオパーク
http://www.nhk.or.jp/studiopark/

なんか急速に広まっている印象があるのですが、なんのことはないモノで、昔から普通に天然で存在しておりました。

極端な話、ネット創生期のウェブサイトなんか、もし当時にタブレットPCとかあったらそのまんま上手いこと表示されたであろう作りだったわけで、それが今こうして“概念”として定義されたわけですね。

ウェブ業界は、その時節ごとに、誰が音頭をとっていたのか、独特のトレンドがあったわけで、
例えば有名なのでいうと、

フレームレイアウト全盛
とか、
テーブルレイアウト全盛

なんていうのが、猫も杓子も右へならへで踏襲している時代がありました。

そういえば当時は現在ほどクロスデバイスに重きを置いたコンテンツ作成、というのは求められていませんでした。
iモードの普及率のせいもあって、ケイタイはケイタイ、というガラパゴス状態の時代も長かったわけでなおさらです。

それはさておき、今レスポンシブデザインを取り入れることを検討する際に考慮すべきメリット・デメリットを簡潔にまとめてみました。


レスポンシブデザインのメリット

・ページのソースは基本的にワンソースで済む。
(デザインはcssによって切り替えるので、スマホ用に“smart”なんて階層を作り、振り分ける必要がない)

・基本的に各デバイス用のcssを書き分けるだけなので、理論上は開発工数を短縮できる。
(ホントか??)

・HTML+CSSの基本理念でもある「構造と体裁の分離」に叶った考え方のため、構成を維持したままデザインのリニューアルに持って行きやすい。

・お客様にとっては、特別「スマホ用」「タブレット用」として別物を本腰入れて作るほどでもなく対応できるので、コストがあまりかからない。
(もちろん、制作業者的には、食いブチが目減りする)

レスポンシブデザインのデメリット

・所詮、ディスプレイサイズに合わせて構成を整形する程度のモノでしかないので、専用サイトとして構築したものに比べて仕上がりは中途半端になりがち。

・iPhoneのようなRetinaディスプレイだと、そのままの画像の画質ではその高精細さが活かせない。

・環境を意識したデータサイズ、という問題を孕みがちで、ではグラフィック等を環境に応じて振り分ける処理を行なった場合は、結局作業工数に影響が出る。

・そもそも論として、各ベンダーからリリースしているブラウザのcssに対する対応状況があいかわらずバラバラなので(お得意のMS社のIEネ)、技術的に再現性が完全ではない。


ざっくり言ってしまえばこんなところであるが、
結局のところ、じゃあスマホサイトならスマホサイトで、ビジネスとしてウェブ制作を行なう限り現実にはあらゆる対応をせざるを得ないケースが大半なわけで、なかなか理想と現実は相容れないのが世の常かと。

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